どうもマッツォです。
ひとつ前の日記で作りかけだった製本、ちょっと前に完成しました。
背表紙に凹凸がある古い洋書風を目指して物創り。
表紙の芯材に皮を貼ります。
この段階で目標の凹凸のある背表紙ができて感動。
背表紙の芯材に革を貼り付けたあと、表と裏の表紙の芯材に革を貼る。
革の表紙が完成。
あっさり書いてますが、初めての革作業なのでこの段階で数回失敗しています。
失敗して剥がした革が死屍累々。
そして次は本の表紙や角を擦れやキズから守る金具作り。
昔の洋書には金具が付いてるものがあって、当時それだけ本が貴重だったって事らしいです。
ここからは自分の本職である金属加工なのでとてもスムーズに準備が進む。
金具完成。
そして革の表紙に金具をかしめて固定。
こんな感じになりました。
表紙。
裏表紙。
中身。
そう、iPhoneケースなのでした。
内側にはフリー素材の古い本のページをプリントアウトして、コーヒーを塗って古さを出した後、蝋を塗って加工したものを貼っています。
ずっとこんな感じのiPhoneケースが欲しかったのでものすごく嬉しい。
ただ、通常表紙の芯材は厚紙を使うんですが、スマホケースなので丈夫なのものが良いとアルミ板を使っていてかなり重たくなりました。
以前の防水防ショック仕様のケースよりも大きく重い。
結構使いづらいです。
でも良いの、満足。
参考にしたのはこちらの本。
こんなマニアックな本が市内の全図書館から取り寄せて借りられちゃうなんて、市立図書館侮りがたし。
そして今回、大量に出る革の削りカス等を受けるのに、今まで銀の削り粉以外のものはエプロンで受けていたんですが、それだと急に席を立ちたいときに毎回削りカスを払わないといけないのが面倒で、そして急に膝上に上がってくるネコ達にも良くないと思って作業机を改良しました。
これが、
こうなって、
こうじゃ。
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